手がかりがない
八千代市「平屋22」の現場から。
キッチンの換気扇が設置される
下がり天井の部分の工事。
設計では、絡みのない部分なので
大工工事も簡単かと思いきや、
大工さんによると、
手がかりがないので難しいとのこと。
木造の場合、
柱や梁などの構造材に関係するように
壁や天井の下地が取り付けられる。
木造以外の鉄骨造や鉄筋コンクリート造の場合は、
構造と関係なく壁や天井の下地が組まれることが
ほとんどです。
私が設計する木造住宅の場合、
鉄骨造や鉄筋コンクリート造のように、
構造と関係なく壁や天井の下地の位置を
つくることが多く、大工さんにとっては
手がかりがなくて大変ということになるようです。
構造と関係なく壁や天井をつくる設計にすることで
かなり自由度が増すので、今回の「平屋22」も
そのようにしています。
設計の自由度を上げると大工さんが大変になる、、、
大工さん、いつもありがとうございます!