スリランカ研修旅行(5)フルーティスト

日記

11月に研修旅行に行ってきたスリランカでのことを
年末年始の期間、数回に分けてお伝えします。

スリランカ研修旅行(1)象の孤児院
スリランカ研修旅行(2)カンダラマ
スリランカ研修旅行(3)カンダラマ室内
スリランカ研修旅行(4)カンダラマホテルのパブリックスペース

研修の目的は、
スリランカを代表する建築家、ジェフリー・バワ
設計をしたホテルや自邸、別荘を視察することです。

大晦日には、
カンダラマホテルのパブリックスペースについて
紹介しました。

年明け最初は、

なぜか撮った写真がなくなってしまい、
仕方なくこの写真、、、。

ダイニングルームで食事をした後、
ダイニングルーム脇のラウンジで生演奏が行われていました。
(少し酔って、後半、寝てしまいました、、、)

演奏されていたのは、民族音楽だと思います。
とても心地よく、この空間に溶け込んでいました。
しかし観衆は、私たちの他、一組しかいなく、
なんだか勿体無い気がしましたが、
演奏している方々は、そんなことお構いなく、
次々と、素晴らしい演奏を続けていました。
観客がいようがいまいが、そんなことは関係なく、
その音楽がここにあることが当たり前だという
感じで演奏されていました。

要は、カンダラマホテルでは空間をつくるものは、
建築や彫刻、家具や自然環境だけじゃなく、
音楽も、その一つだということなんだと思います。

そこからまた1階分下がり、
フロントと同じ階にあるラウンジから
外に出ようとしたところで、
フルートの心地よい音が聞こえてきました。

音源を辿っていくと、

丘の上でフルートを吹く人が。

毎晩、ここでフルートを演奏しているそうです。
このフルートも、聞く人がいようがいまいが
お構いなしに、演奏されています。

先ほどの民族音楽と同じように、
このカンダラマホテルの空間を構成する上で
欠かすことのできない要素の一つになっていました。
改めて、音楽の凄さを感じた経験でした。

昨晩、フルートが吹かれていた丘の近くには、

バワの代名詞である “ インフィニティプール ” が
ありました。
プールの奥のラグーンと一体化され景色をつくっていました。
(この写真は、朝8時過ぎに撮ったものですが、
すでに泳いでいる人がいて、その人が潜ったときに
シャッターを慌てて切りました)

カンダラマホテルでは、
明らかに意識的に音楽を空間構成の要素に
取り入れていました。

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