スリランカ研修旅行(4)カンダラマホテルのパブリックスペース
11月に研修旅行に行ってきたスリランカでのことを
年末年始の期間、数回に分けてお伝えします。
スリランカ研修旅行(1)象の孤児院
スリランカ研修旅行(2)カンダラマ
スリランカ研修旅行(3)カンダラマ室内
研修の目的は、
スリランカを代表する建築家、ジェフリー・バワが
設計をしたホテルや自邸、別荘を視察することです。
昨日のブログではカンダラマホテルで
私が泊まった客室を紹介しました。
今日は、カンダラマホテルの共用スペースについて
触れていきたいと思います。
シギリア側の通路には、
こんな窓が連続で設けられています。
ステンドグラスではないものの、
コルビジェのロンシャンの教会を
思い起こされました。
バワが、ロンシャンを意識したかどうかは
わかりませんが、気になる窓でした。
ダイニングルームへ向かう途中の階段の上にある梟の彫刻。
芸術ラキ・セナナヤキの作品です。
バワの建築には、頻繁にラキのフクロウが
登場します。
フロントからラウンジへ向かう通路には
Bawa’s Rockと呼ばれる
元々この地にあった岩を移動せずに
そのまま建築に取り込まれた岩があります。
この岩があるからこそ、自然との一体感が
増してワクワクするような空間が
出来上がるのだと思います。
通路の途中にもBawa’s Rockが真ん中にあり、
この岩によって、通路の幅が一旦狭められています。
バワのホテルは、ホテルに泊まるためにつくられ、
バワのホテルに泊まるために訪れる、
そんなホテルになっています。
事前相談・資料請求できます。
どのような考えで設計し、家づくりをしていくかをお話させていただくと同時に、設計期間や工期、大よその総工費についてご説明させて戴く「事前相談」を行っております。
進め方などの資料のみのご請求も可能です。