「DL HOUSE」再び

印旛郡の平屋「DL HOUSE」で
まだ公開していない写真を２点。

製作したソファの幅がわかりやすい写真。
このソファは、友達が泊まりに来たときに
ベッドにもなるように、
背もたれを外すことができますし、
長さも2.1メートルもあってベッドとして十分です。
ソファの下にはワゴンが仕込んであり、
そこに毛布を入れておけば、
サッと取り出し、使うことができます。
このワゴンは、そればかりか
不意の来客時に子供が散らかしたおもちゃなどを
その場にワゴンを持っていき、片付けることができる
という機能もあります。
堅めのウレタンクッションを採用しているので
長時間座っていても疲れにくいです。
また、ソファのカバーはファスナーで取り外し可能ですので
クリーニングをすることが可能です。
（多くの場合、ソファのカバーはタッカーと言って
ホチキスの様なもので下地合板に留めてありますから
外すことができません）

廊下からのショットです。
玄関からワークスペースを抜けて
リビング・ダイニングへとつながります。
廊下の天井をあえて低くし、
屋根なりの高い天井のダイニングへと繋げ、
よりダイニングの開放感を感じるようにしています。

ソファとワークスペースの間には
カウンター上に引戸を仕込んであり、
テレビ会議などの際には引戸を出して
仕事に集中できるようになっています。

素朴な素材を使い、コストを抑えつつも
手づくりの仕事を充実させたこの家は、
密度の濃い空間になったと思います。

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