千葉に移住
もうすぐ木工事が終わる
千葉県長生郡『ふるさとをつくる家』。
この
『ふるさとをつくる家』
というタイトルは建主さんがもの。
この家は、現在、埼玉県にお住まいのご家族が
千葉県の里山の近くにある長生郡の土地を求め、
自然豊かな環境の中で、
親子の暮らしをしたいということで
はじまりました。
「今回、
野口さんのお力をお借りして家を作るわけですが、
作るのは《家》というよりは、《ふるさと》だなと。
将来、子どもたちが帰ることのできる場所を
作りたいという思いからすべてが始まったので、
こういうタイトルにさせていただきました」。
家をつくるのではなく、ふるさとをつくるために
家をつくる。
何度もご家族で現場にいらしていただいているのですが、
小学生の長女ちゃんは、
とてもこの家を気に入ってくれている様子で、
すでに、ふるさとになりつつある感じです。
そんな様子を見ていると、
私も、工務店さんたちも
嬉しい気持ちになっていきます。
子供たちの心に残るような
仕掛けを空間や細部に入れていけたらと、
工務店さんと話し合いながら進めています。
「設計の流れ」