浸水対策
現在、実施設計中の
千葉県印旛郡の平屋「DL HOUSE」。
近くにお住まいのお父さまが、
「ここ(この敷地)は、道路の水はけが悪くて
すぐに浸水するから盛り土しないとだめなんだよね」
と、初めて敷地を見に伺ったときに
教えてくださいました。
盛り土をする場合、
駐車場は道路と高さを同じにしなければなりませんので
そこで土留めが必要になります。
また、敷地全体を盛り土するとなると
結構な量の土が必要になり、
土の費用もかかりますし、
隣地との境界線上には、やはり土留めが必要になり、
建築費がそこで使われることになります。
いま現在は、道路の側溝の整備も進み、
昔ほど浸水の被害は出ていないということでしたので、
盛り土ではなく
「基礎の高さを上げて床を上げる」
という方法で浸水対策をしました。
床を上げたので、地面からの階段の段数が
2段ほど増えました。
デッキの方も当然上がり、
少し地面からは離れましたが、
高低差がつくことで景色の見通しが良くなり、
地面からの湿気の影響も軽減されるので
良い面もあります。
最近は、環境の変化で
自然災害が多いので、
できる限りの準備をしておくことが
とても大事だと考えております。
「建主さんと一緒につくった暮らしの数々」
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