川辺のデッキ

都心から自然が豊かなところに
移住される方が増えています。

葉山「土間から四季を、呼吸する家」の
建主さんは、コロナ前に都心から
葉山に移住されることを決めて、
この地に住まいを建てられました。

その際に、
テレビ会議が家族に負担をかけることなく
できるスペースと、川辺にデッキをつくり
家族とそこで食事ができることを
望まれました。

今考えると、
コロナ前に、テレビ会議ができる
リモートワークスペースを計画したことは、
先見の目と言いますか、
時代を先取りすることだったと
思うのと同時に、
そういうスペースをつくっておいて
良かったなと、改めて思います。

もう一つのご要望の
「川辺のデッキ」ですが、
これも、コロナ禍で外に出にくい状況の中、
お子さんたちの遊びの場となったり、
ストレスなく過ごすことができる要因になったと
建主さんから伺いました。

撮影　小泉一斉

そんなことはともかく、
ただ単に、気持ちの良いこの
「川辺のデッキ」は、
この家の大事な居場所であり、
葉山の自然と暮らしをつなげる
重要な要素となっています。

この「川辺のデッキ」があることで、
目の前の川や緑が暮らしの中に取り込まれ
ここでの生活の豊かさが何倍にも
なっているように思います。

もうすぐ3年目を迎えるこのデッキですが、
束の浮きなど、近々メンテナスを行う予定です。




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