「ぼくらの家」トイレ・洗面・脱衣室
今日も引き続き
千葉県の平屋「ぼくらの家」。
今日は、トイレと洗面、脱衣室。
目次
1.「ぼくらの家」LDK
2.「ぼくらの家」寝室
3.「ぼくらの家」玄関
4.「ぼくらの家」浴室
5.「ぼくらの家」ワークスペース
6.「ぼくらの家」トイレ、洗面、脱衣室
7.「ぼくらの家」子供室
最近の傾向として、洗面は脱衣室から外に出て
みんなが使いやすい位置にレイアウトされるケースが
増えています。
脱衣室はプライバシーの様子が強い場所なので、
そこに洗面があると来客者を案内しづらい
ということがありますので、
手洗いが頻繁に行われるようになった現在では、
洗面は脱衣室よりもむしろ、手洗いによって
トイレとの関係が強くなっています。
一方、脱衣室は洗面が無くなった代わりに、
タオルや下着をしまっておく収納の必要性が
求められ、家族分のタオルと下着をしまえる
収納スペースをつくることが多くなりました。
トイレは、タンクレストイレが主流になり、
より清潔で快適な空間が求められ、
少しづつですが、私もトイレの設計は
きめ細かくするように意識してきています。
照明は天井に仕込んだ間接照明にしています。
*撮影 野口修一
背面の収納は壁に半分埋め込み
出っ張りすぎて、
トイレが使いづらくならないようにしています。
半分埋め込んだので、断熱材の種類を高性能のものに変えて
断熱性能を確保しています。
暗くなりがちな洗面スペースですが、
*撮影 野口修一
カウンター上と天井付近に窓を設けて
自然光が入るようにしています。
カウンター上のサッシは開閉することができますので
風を通すことができます。
身支度を自然光の中でできるので、
気持ちの良い朝になるのではないでしょうか。
天井にランドリーパイプが掛けられる脱衣室。
写真には写っていませんが、右手側に収納棚があって
そこにタオルや下着を収納します。
大きな窓もあるので、光と風も十分入ってきます。
裏方的なスペースではありますが、
毎日使う場所なので機能と同時に快適性も
あげていきたい水廻りスペースです。
撮影 小泉一斉
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