屋根の色を何色にするか？

伊勢原市「私の巣」は、
上棟の日に現場で屋根の色とサッシの色を
建主さんと一緒に検討しました。

木や土といった自然素材は、
素材そのものの色を採用しやすいので
ある意味簡単なのですが、
人工的な色を何色にするか決めるのは
とても難しいものがあります。

ましてや、板金やサッシの色は
選択肢も少なく、建物のカタチにしっくりくる色を
決めるのをさらに難しくしています。

私の場合、
よほどのことがない限り、
建主さんのご意見を尊重し優先しています。

もちろん、設計者として
建主さんに責任を押し付けることなく
その建物に合った色を責任を持って
選び、提案すべきだということは
理解しているつもりです。
そして、独立してしばらくの間は
私が色を選び、建主さんにお勧めしておりました。

いまは、できる限り建主さんに選んでいただき、
その色で進めていきたいと考えています。
そうすることで、私自身の予定調和を超える場合もあって、
新しい調和に出会える期待をしています。
これこそが、設計者が負うべき本当の責任ではないかと
考えております。

そうは言っても、まだまだ修行が足りずに
「その色は、、、」と、アドバイスしてしまうこともあります。
また、建主さんに「何色がいいと思いますか？」と、
アドバイスを求められた場合は、
もちろん、私が良いと思う色をお伝えしております。

この考え方も、現時点でのもので
これから先に考えが変わることもありますが、
しばらくはこの方法で行ってみたいと思います。




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コロナ禍ではありますが、感染対策をしっかりして、
ぜひ皆さまにご覧いただけたらと思っております！！


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