母屋が見える大きな窓
先日、取材のあった
南房総市「白子の家」。
今日は、編集者の方から追加でのインタビューを
電話で受けました。
入念に、細部もキチンとご確認いただき、
ありがたい限りです。
その取材では、いろいろと、この家の良いところ、
暮らしぶりの良さ、他の家との違い、
そういうことを取り上げてくださったと思います。
それに加え、私はこの家の特徴というか、
良さの一つとして
“ 母屋が見える ”
という事があると感じています。
瓦屋根に下見板と漆喰の外壁。
地面にしっかり根付き、
ここに建つのが相応しい感じが
醸し出されている母屋。
もはや、この地の風景の一部に完全になっています。
そんな母屋を毎日目にすることができる。
これこそがこの家(白子の家)の特徴だと感じています。
ただ見えているだけでなく、
いつも目できることで、
“ いつも(母屋と)一緒 ”
だという安心感を感じることができる
それがこの白子の家の安心感にも
つながっているように感じています。
現実的に、海からの風は
この母屋が受け止めてくれていますし、
そればかりか、大通りからの視線や音も
この母屋のお蔭で防いでくれているのです。
私は、こういったことが
暮らしに大きく良い影響を与えてくれていると思いながら
家づくりをしています。
「白子の家」
建築地:千葉県南房総市
家族構成:夫婦+子供2人
構造規模:木造平屋建(一部ロフト)
延べ面積:99.33㎡(30.00坪)
設計監理:野口修アーキテクツアトリエ 野口修一
施工管理:村上建築工房 椎野泰生
撮 影:スマートランニング 小泉一斉
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