端正

日記

先日、横浜にある「三渓園」に行ってきました。

神奈川にある14の重要文化財のうち、ここに10集めれれています。
どれも素晴らしい建物なのですが、


その中でも、この「臨春閣」は数寄屋風書院造りの素晴らしい建物でした。
雁行した平面が庭や池を採り込むようになっていて庭屋一如を実現していました。
外観も端正なつくりで、非常に美しいです。
1649年につくられた建物です。

そして、この日は運が良く「聴秋閣」の特別展示がありました。

なんとも絶妙なサイズ(小さい)が、この美しい佇まいをつくっていました。
見事なプロポーションになっています。

内部は、

この様な座敷になっています。
平面形状が斜めに切られ、角度の付いた開口部から
外部を採り込むようになっていました。
この小さなスケールが、たまらなく良かったです。
こちらは1623年につくられた建物です。

この他にも、信長の弟・有楽がつくったと言われる
「春草廬」という茶室があったりと、見所が満載でした。

行かれるのであれば、紅葉の時期か、
これからでしたら新緑の時期がよろしいかと思います。

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