アプローチに縁側
埼玉県「椿山の家」は、今日、先ほどお引渡しをしました。
とても喜んで戴き、心温まるお手紙まで戴いて
私たちも感動しました。
「椿山の家」は、お隣にお母様のご自宅があって
その家との関係も考えた設計になっています。
南道路から建物の東側を通るアプローチにしていますが、
そのアプローチとお母様の家への入口を繋げています。
アプローチには “ 縁側 ” を設けて、そこで孫とお茶をしたり
子供の友だちが気軽に遊びに来れる仕掛けになっています。
さらに “ 縁側 ” はスタディスペースに繋がっていて、
仲の良い友だちは、ここから入って、スタディースペース周辺で
一緒に遊んだり、勉強したりできるようになっています。
“ 縁側 ” を置くことで、アプローチが単なる出入りのための通路ではなくなり、
コミュニケーションの場や憩いの場になります。
小さな空間ですが大きな効果を期待できるのが “ 縁側 ” だと思います。
「椿山の家」
建築地:埼玉県蓮田市
家族構成:夫婦+子供3人(お隣に奥さんのお母様がお住まい)
構造規模:木造2階建て 延べ面積 124.20㎡(カーポート除く)
設計監理:野口修一/野口修アーキテクツアトリエ
043-254-9997
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