作業台取付
「鎌ケ谷の家M」では、先日仮付けした作業台を取付けました。
この作業台、もともとは座卓としていままで使われていたもので、
いま建っている御母屋を建てるときに、一緒につくった欅の座卓の天板を
再利用しています。
養生しているので、その表情をこの写真で見ることはできませんが、
綺麗な木目に玉杢や縮杢が混ざっていて
目を楽しませてくれます。
脚は、大工さんが手持ちの材料の中から合うものを選んでくれて
作業時に邪魔にならないように、斜めにカットしてくれてあります。
いつも使うカウンターに、想い出の家具を使うことで
単なる台では無くなりました。
この作業台をお披露目出来る日が楽しみです。
「印旛の家」でも、御母屋の大きな丸太梁を本棚にしたり、
差し鴨居をカウンターにしたり、
煤竹を床柱にしたり、
広縁の欅の縁甲板を床の間の地袋の天板にしたりして
御母屋の思い出を新しい家に引き継いでいます。
「鎌ケ谷の平屋M」
建築地:千葉県鎌ケ谷市
構造規模:木造平屋
延べ面積:63.92㎡(19.31坪)
住まい手:女性
設計監理:野口修一/野口修アーキテクツアトリエ
043-254-9997
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