スタディスペース

白子の家

現在プランニング中の家でもそうですが、

“ スタディスペース ” をご要望されるケースが多いです。

しかし、どこに設けても良いと言う訳でなく、

その用途によって、その位置と広さ、収納が違ってきますし、

つくり方も、それぞれに合わせてつくる必要があります。




先日、完成した「白子の家」では、リビングの奥に設けています。

撮影 小泉一斉

画像にあるように子供たちが勉強するためのスペースであると同時に、

廊下に面したスペースでは、奥さんがミシンがけなどをする計画です。

子供たちが勉強するスペースには引出を設けて、文房具を仕舞えるようにしています。

棚には、本のほか、裁縫に必要な道具や材料も置く予定です。




四街道の家」では、ダイニングの脇の階段下のスペースを利用して、

子供たちのスタディスペースを設けました。

足元の床を掘って、楽に座ることができるようにしています。

目の前の窓から自然光が十分入ってきて、

日中は、照明無しで勉強ができます。




おゆみ野の家」は、リビングに繋がった場所に、

少し籠ったスペースをつくり、集中できる様にしています。

中庭に面して緑を感じながら利用(窓を開けると土や葉の匂いがします)でき、

本好きの家族のために背面に大きな本棚を設けているのが特徴です。

勉強のほか、ここでネットを見たりもします。




埼玉県にある「蓮田の家」は、吹抜に面した2階部分につくりました。

撮影 白石隆治

撮影 白石隆治

このスペースは、ご主人が持ち帰った仕事をするためにつくりました。

吹抜に面しているので、家族の気配は感じつつも、子供に邪魔されないで(笑)

仕事ができるスペースとして重宝されています。




西船の家」の場合は、ご主人のためにつくったスペースになります。

撮影 垂見孔士

撮影 垂見孔士

階段を登り切ったスペースにあるのですが、

これによって、階段ホールもゆとりのある空間になっています。

上部にロフトも設け、昼寝が出来る計画にしていたのですが、

実際は、違う使い方をされているようです、、、汗




作業スペースとして使う中庭に面してスタディスペースを設けた「アオハダの家」。

撮影 秋山実

ここは、両親の部屋に行く途中にあるので、

自然とコミュニケーションが図れる様にしてもあるのです。

このスタディスペースも、家族で使う場所となっています。




三山の家」のスタディスペースも、西船の家と同じで

階段を登り切ったところにあります。

やはり、ここに設けることで階段ホールに

ゆとりを与えることが出来るとともに、

風通しを良くする効果があります。

スタディスペースとしても、小窓から外の風景を見えて、

リラックスしながら勉強や仕事ができるようになっています。




スタディスペースを設けることで、家族の気配を感じつつ

勉強や仕事ができるので安心感が沸いて、集中力も高まります。

もちろん、勉強でわからないことをすぐに聴けると言う利点もあります。

また、ダイニングテーブルで勉強や仕事をしていると

食事時は、一旦片付ないといけませんが、スタディスペースがあれば

食事の後、すぐに勉強や仕事に戻れます。

なんといっても、一番の効果は、そういうスペースがあることからくる

ゆとりが、豊かな暮らしをつくる要因になっていることだと思います。



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