伝える図
私の場合「図面にするまでもないこと」を
スケッチにして工務店さんに出すことが結構あります。
お願いしたいことを口で伝えるのは、楽なんですが、
間違いのもとですし、言葉は便利で、物理的に出来ないことでも
言葉の上では、出来てしまいそうに聞こえるときがあって、
出来ると思っていたことが、実際につくろうとしたとき出来ない
なんていうことは沢山あります。
ですから、言葉で伝えるのではなくて、図(スケッチ)にして
寸法や使う材料、仕上方法も入れて伝えています。
要は、このスケッチを清書したものが図面になるのですが、
場合によっては、図面よりもスケッチの方が伝わり易い、
理解しやすいこともあります。
いま工事をしている各現場でも、スケッチを多用して
「図面にするまでも無いけど、絶対に伝えたいこと」を
現場に、大工に、職人に、そして自分に伝えています。