プレゼンスケッチと現物
先日お引渡しをしました「ちはら台の家」。
資料を整理しているところですが、
プレゼンのときのスケッチと竣工時に撮影した写真を比較してみました。
その通り、結果はほとんど同じですが、
スケッチと現物が結果的に同じになりましたが、
そうなる過程は、紆余曲折、計画中も施工中もいろいろあり、
その結果、たまたまスケッチと現物が同じになったのでした。
最初は、計画通り進むよう、予定調和を目指し、
計画途中では、予定調和を忘れ、
最終的には、予定調和を忘れたのに
予定調和の如く、
当初の計画と同じような現物が出来上がりました。
「予定調和」というのは最近では、つまらないことの表現として
使われることがありますが、「計画的である」という意味で、
優れた方法でもあります。
逆に予定調和でないことは、「無計画」ともいえます。
どちらが良いということでは無く、予定(計画)は立てるが、
その場に合わせ、予定(計画)に縛られることなく、
無為自然にすることではないかと思います。
そうなるよう、これからも益々精進するのみです。
「ちはら台の家」築19年のフルリノベーション
~家具がつくる暮らし~
千葉県市原市ちはら台
家族構成 夫婦+ワンコ
延べ面積 124.85㎡(37.69坪)
構造・規模 軽量鉄骨造 2階建+ロフト
設計監理 野口修アーキテクツアトリエ
tel 043-254-9997
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