漆和紙張り

穴川のアトリエ

先日の日曜日、

ようやくアトリエの既存アルミ建具に

「春慶」という漆和紙を張りました。

アトリエ建具に漆和紙張り


これで、アトリエの改装工事も全て終了になりました。

この漆和紙、玄関を入るとすぐに目に飛び込んできます。

あまりにも派手な柄なので、一見、フェイクに見えます。

しかし、良く見ると漆の奥行きのある表情に気が付き、

手で触ると漆が塗り重ねられた凹凸を感じ、

本物であることを実感できます。




最初目にしたとき(うわべだけの理解のとき)に大したことが無いように思えて、

良く見ると(理解し始めると)、ちゃんとつくられている(本物らしい)ことに気づき、

触って確かめてみたら(きちんと理解したら)、凄い!(本物だ!)と思う。




素材だけでなく、こんな気づきを建築の中に沢山入れていければと思います。



「穴川のアトリエ」

設 計 監 理 野口修一/野口修アーキテクツアトリエ
TEL 043-254-999

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