漆和紙張り
先日の日曜日、
ようやくアトリエの既存アルミ建具に
「春慶」という漆和紙を張りました。
この漆和紙、玄関を入るとすぐに目に飛び込んできます。
あまりにも派手な柄なので、一見、フェイクに見えます。
しかし、良く見ると漆の奥行きのある表情に気が付き、
手で触ると漆が塗り重ねられた凹凸を感じ、
本物であることを実感できます。
最初目にしたとき(うわべだけの理解のとき)に大したことが無いように思えて、
良く見ると(理解し始めると)、ちゃんとつくられている(本物らしい)ことに気づき、
触って確かめてみたら(きちんと理解したら)、凄い!(本物だ!)と思う。
素材だけでなく、こんな気づきを建築の中に沢山入れていければと思います。
「穴川のアトリエ」
設 計 監 理 野口修一/野口修アーキテクツアトリエ
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