大工泣かせ

椿山の家

「敷居を入れさせてもらえないですか、、、」


(この写真は、アルミサッシの内側に防犯用の白い引戸2本のVレール、
 その内側に障子2本の溝を突いてもらっています)

大工から上のセリフを良く言われる場所。

床板に直交するように、引戸の溝やレールの溝を彫る仕事になる部分。
溝と溝の間が狭いので、溝を突いたときに失敗してしまう可能性があって
大工は、そのセリフを言うのである。

「敷居を入れさせてもらえないですか、、、」

これは、面倒臭いからという理由では無く、

“ もし、失敗したら(失敗する可能性が高い仕事なので)
 直すことは難しいか、みっともない直し方になりますよ ”

ということで、大工がこちら(設計者)を心配して
言ってくれている言葉なのです。

「失敗したら、設計者のあなたも直し方を考えたり、大変なことになりますから」
 
それでも、敷居を入れてしまうと
その部分で(引戸のこちら側と向こう側の関係が)繋がりが切れてしまう様な気がして
大工の忠告を振り払って、床に溝を突いてもらっています。

何にしろ、この仕事は大工泣かせですし、地味ですが技術のいる仕事で大変です。
本当に、大工さん、いつもありがとうございます。




「椿山の家」

建築地:埼玉県蓮田市
家族構成:夫婦+子供3人(お隣に奥さんのお母様がお住まい)
構造規模:木造2階建て 延べ面積 124.20㎡(カーポート除く)
設計監理:野口修一/野口修アーキテクツアトリエ
     043-254-9997

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