本当は弱い

日記

群れや組織に属さず、単独で行動する人。
自立心が強く、自分の力で行動することを好む傾向がある。

これが「一匹狼」の持つ意味らしい。
私もずっと「一匹狼」をこのイメージで見てきた。

しかし、数年前のNHKの地球ドラマチックで見た「一匹狼」は
このイメージとはまるで違っていて、
とても弱い存在だった。
そればかりか、群れを嫌って外に出たのではなく、
群れから追い出されて仕方なく「一匹狼」になっていて、
できればどこかの群れに所属したいと思いながら行動していた。

群れから出され、仕方なく「一匹狼」になった狼が
猪に出会った。
猪は逃げ回っていたが「一匹狼」だとわかると、
逆に攻撃をしてきた。
群れた狼には猪は負けてしまうが、
「一匹狼」なら猪の方が強いのだ。
猪に脅された「一匹狼」は文字通り尻尾を巻いて
逃げていった、、、。

でも、「一匹狼」は自分で考えて決めることができる。
獲りたくない獲物を取る必要もない。
いつまでも、どこまでも、歩くこともできる。

いつしか「一匹狼」は、別の「一匹狼」に出会い
夫婦になって「一匹狼」ではなくなった。
猪も獲ることができるようになった。
やがて子供が産まれ、群れができ、
さらに大きな獲物を獲ることができるようになった。

「一匹狼」は「一匹狼」になりたいわけではなかった。
でも、群れにいたままでは、新たな群れをつくることが出来なかった。
そういうものが「一匹狼」だということをしれてよかった。

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