開けたり閉めたり

平屋22

日本の住宅の空間は、
引戸を開けたり閉めたりすることで
違う機能に対応したり、
空間に変化をつけたりしていた。

私も、その空間づくりに共感して
引戸を多用し、機能性や空間性を
考えた空間づくりになるように
普請している。

八千代市「平屋22」で、その効果を見てみる。

まずは、閉めた状態から。
閉じているからこその空間であり、
落ち着いた空間になる。

リビングと寝室を分けていた大きな引戸を
開けるとリビングと寝室は一体化してくる。

障子を全部開けることで
リビングと寝室、そして庭が一体的なものとなってくる。

障子を開けてリビングと寝室を分ける
大きな引戸を閉めると、
リビングと寝室が庭とつながりつつも
それぞれ落ち着いた空間になる。

単に引戸を開けたり閉めたりするだけなのに
繋がったり分けられたり、
落ち着いたり、開放的になったりと
使い方次第で多様な感覚を得ることができるし、
多様な機能にも応えることができる
(来客時と普段の使い方など)。

こうしたことは平屋の方が計画しやすい。
2階建の場合は、吹き抜けを利用するなど
立体的な操作になってくる。
空間の繋げ方も、機能的な繋げた方も
平屋の方が有利。

写真 小泉一斉

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