ピーラーの枠材

私の巣

いま設計している住宅では、
室内の出入り口の建具をほぼ100%引戸で
設計していることもあって、
枠を無くすことが多い。

引戸の場合、開けておくことをデフォルトで
考えているので、枠が無い方が
開けている状態の時に
壁にポッカリと穴が空いている状態になって
空間のつながり方が良いと感じている。

昔は、ドアも使っていたし、
引戸にしても枠を入れていた。
その際によく使っていた枠材がピーラー。
ピーラーとは米松の柾目の材料のこと。
針葉樹なのに堅く、針葉樹だから狂いも少なく、
そして見た目も美しい。
難点は、ヤニが出ること。
そして、いまでは高級材として
扱われることが多くなり、
気安く使える材ではなくなってしまった。

1年前に引き渡しをした
伊勢原市の平屋「私の巣」で、
ダイニングの東南に設けた
木製サッシの内側に網戸と障子を入れるために
枠材にピーラーを使った。

木製サッシがピーラーでできているので
それに合わせるように、枠も網戸も障子も
ピーラーでつくった。

杉や檜とは違って、
柾目の感じがとても良いし、
飴色の木肌も素敵だ。

敷居の溝には堅木の敷居スベリを入れているが、
1年使って、少し減っていた。
この減り具合もいい味になっている。

ピーラーのこんな表情を見ると
これからは枠を入れようかなと
思ってしまうが、
建築費の高騰が続く中では
なかなか難しいかもしれないなと
思いとどまる、、、

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