ベニアで下地を

趣味と暮らす家

鎌ケ谷市「趣味と暮らす家」。

電気配線工事も進み
断熱材を壁に入れる工事も
だいぶ進んでいます。

もちろん、まだ断熱工事は途中なので
これからしっかりと細部を工事していき、
石膏ボードを張った時点で
気密層が出来上がって、完了となります。

階段の工事が始まりました。
上の写真のように、
階段の段板を受ける部分を
予め厚物の合板(ベニア)で
階段状につくり、
階段の内側に取り付けて
階段をつくっていきます。

最近の住宅では、
階段も大工さんがつくることが少なくなって
建材メーカーの担当者や加工業者の方が
現場で採寸して工場で階段の部材をつくり、
その加工された部材を大工さんが取り付ける
ということが多くなっています。

合理的で人件費が抑えられ、
大工さんの技術力に関係なく
階段がつくられるということは
ある意味、良いことのようにも見えますが、
つくり手が思考しなくなっていくことに
少し違和感を感じます。

そういった階段は、
特に詳細な図面を必要としませんので、
設計者も工務店も階段をつくるための図面を
描かなくなり、人(建材メーカーや加工業者)任せ
になりがちですので、
「つくる」というところから
段々と住宅づくりが遠のいていくのが
残念な気持ちになります。

「つくる」からこそ直せるので、
将来のメンテナンスのことを考えても、
「つくる」ことは大事だなと感じております。


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