お引渡し

ぼくらの家

本日、「ぼくらの家」のお引渡しをしました。

はじめてお会いしてから約2年。
あっという間の2年でした。

「どうしたら、この個性的なご家族に合った
            楽しい暮らしができるか?」

と言うことを、考えつづけた住まいでした。

仲の良いご夫婦であっても、
「たのしい」とか「心地良い」と言う
感覚は違うこともあるもの。

その違いを違うままにした部分もありますし、
歩み寄って違いを少なくして成立させて部分もあります。

詳しくは、この家を撮影し、HPの「設計例」にアップするときに
写真とともに、まとめてみたいと思っています。


アプローチに、建主さんが用意された
ポスト兼宅配ボックスが設置されていました。

玄関引戸を開けると、
外部の余韻を残した玄関内部になっています。

そして、お引渡しに合わせて、
いままで、お使いになっていたダイニングテーブルを
リデザインしたテーブルが、出来上がって、新しい家にやってきました!

今まで何年も使いつづけてこられたテーブルの天板を再利用し、
このテーブルはつくられています。
よく見ると、子どもが描いたドラえもんがあったり、
たくさんの傷が思い出となって刻まれています。

天板を綺麗に削れば、フラットになるのですが、
思い出が削り取られてしまうので、
あえて、テーブルは凸凹のまま利用することを
選択されたそうです。


今日で、この「現場」は終わりです。
今日からは「家」として始まります。

いまはまだ、よそよそしい空気が家の中に漂っていますが、
住むにつれ、建主さんと家が段々と一致していくことと思います。
私にとっても、かけがえのない家になりました。
ありがとうございました。

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