タルキ

日記

現在工事中の「ぼくらの家」も、
設計中の「私の巣」も
屋根の構造材である「タルキ(垂木)」を
見せるデザインになっています。

屋根の構造を見せることで、
「この上に床がない」
ことを無意識的に感じ、
そこにいる人は空間を軽く感じます。

鎌ヶ谷の家D」も、タルキを見せる空間になっています。


写真 小泉一斉


こちらの写真は、屋根の工事中のものです。
タルキは他の構造材と混じっていて
少しわかりづらいですが、
工事中の状態でもタルキがこの場の空気を
つくっているように感じます。

白子の家」もタルキが見えるだけでなく、
外観の一部にもなっています。


これはタルキの工事中の写真です。


写真 小泉一斉

完成すると、
よりタルキが生きてくる感じになります。


そして、
このタルキが単に見た目や
空間的な要素としてではなく
構造的な役目を果たしているところが
とても意味のあることですし、
重要な要素です。

きちんと構造的に意味のある存在でありながら
空間を決めるものでもある。
飾りではないというところが
このタルキの凄いところで、
良いところだと思っていて、
タルキを見せる設計を多用している
理由となっています。

「ぼくらの家」では、
今までのやり方に少し違う表現もプラスして
つくっているので、それがどういう結果になるか
今から楽しみです。

「私の巣」では「鎌ヶ谷の家D」と同じ方法を
取りながら、土間があったり、
リビングがダイニングやキッチンと分かれていたり、
大きな木製のキャノピー窓があったりと、
こちらも楽しみです。

これからも、「ぼくらの家」と「私の巣」の様子を
このブログでアップしていきますので
よろしくお願い致します。

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