土間でも寒くない?

土間から四季を、呼吸する家

今日は寒い1日でした。
もうそろそろ、
足首を冷やす短い靴下はキツくなってきました、、、

こんな寒い日でも、家の中は暖かい。

昔の家は寒かった。
断熱のことなんか、あんまり考えていなかった。
というか、断熱材が入っていない家も沢山。

いまの家は、こんな寒い日でも家の中は暖かい。

「土間って寒くないですか?」

私たちも、設計する前はとても心配で、
もしものことを考えて少し容量の大きい
FFのガスファンヒーターを入れました。

が、初めての冬を過ごされた建主さんの話では

「1、2回しかFFガスファンヒーターを使っていません。
                それほど寒くないから」

ということでした。

きちんと必要な性能の断熱材を入れ、
きちんとした施工をして、
窓の性能も考える。

それに加えて、
大きな窓には冷輻射を防ぐために障子を入れたり、
軒の出を考えて、冬場は太陽光を室内に沢山採り込む。
採り込まれた太陽光は土間に蓄熱され
日の落ちた夜間に放熱し、室内を暖めてくれる。

土間の下にもしっかり断熱材が入っているので
土間から熱が逃げていくこともありません。

この土間の家は、
メインの空間であるリビング・ダイニング・キッチンを
土間にして、庭に直接繋げるようにすることが
最大の特徴となっています。
その特徴をきちんと成立させるためにも

「土間って、寒くないですね!」

ということが必要でした。
それが実現できて本当に良かったです。

 (*この住宅は低炭素建築物の申請をしているので
  外皮計算をしています。これによって理論上、
  高い断熱性能があることは建てる前から
  わかっていました。ただ、それが理論上ではなく
  現実的にも高い断熱性能かについては、
  出来上がるまで心配でしたが、施工もきちんと
  していただいたこともあって、その心配は
  取越苦労でした。)



土間が寒く無い
葉山「土間から四季を、呼吸する家」が
11月28日(土)18:50〜
TBSの「A STEP」と言う素敵な番組で
暮らしぶりなどが放送されます!!
ぜひ、ご覧ください!!




土間から四季を、呼吸する家
建築地:神奈川県葉山町
家族構成:夫婦(30代)+子供2人(5歳と1歳)
構造規模:木造2階建(別棟で小屋のような離れ)
延べ面積:110.20㎡(33.29坪)※小屋のような離れを含む
設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
構造設計監理:桑子建築設計事務所
施工管理:大同工業
造園:耕水

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