昨日のブログの続き。

葉山「土間から四季を、呼吸する家」では、大工さんが
造作工事を進めているのですが、
上の写真は、土間の掃き出し窓の内側に付く障子の戸袋をつくっているところです。

この二人、親子なんです。
建築業界では、職人不足が叫ばれ、
とくに、大工の不足が問題になっています。
こうして若者が大工として頑張ってくれているのは
設計をしている私にとっても、嬉しいことです。

この大工さんにとっても、自分の息子が後を継いでくれるのは
すごく幸せなんだろうなと、思います。
もちろん、建築業界はいろんな意味で厳しいので、
手放しで喜べるわけでも無いとは思いますが、
親の仕事を見て、自分もやりたいと思ってくれた
のでしょうから、嬉しくないはずは無いと思います。

この息子さんも、いつも気持良く接してくれますし、
仕事も一生懸命で、彼から教わることが多いです。
そういう意味でも、この現場は私にとって
とても貴重な存在です。

先日は “ あの若者 ” のことを書きましたが、
現場にいる若者の凄さに感心することが多いですね。
もちろん、その若者を指導したり見守っている
ベテランがいるからこそなんだと思いますが。




土間から四季を、呼吸する家




建築場所:神奈川県三浦郡葉山町
構造規模:木造2階建て
家族構成:夫婦+子供(4歳)
設計監理:野口修アーキテクツアトリエ
     043-254-9997




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