結果よりもプロセス
今日は「奇跡のレッスン」の日だ。
世界の最強コーチが共通して教えることの一つが
「結果よりもプロセスが大事」ということ。
簡単に言えば、
試合に勝つことよりも、どんな試合をしたか?試合中、精一杯頑張ったか?
ということをいつも子供たちに言っている。
もちろん、試合に負けて良いと言うことでは無い。勝った方が良い。
だけど、勝つよりも大事なことがあると言うことだ。
住宅を設計し、つくっていくときも
設計して行く過程、つくっていく過程がとても大事だと思っている。
結果として “ どういう住宅ができたか ”よりも
そのつくる過程で “ どう考え、どうつくっていったか ” と言うことの方が
私は大事だと思っている。
もちろん、結果に対して無責任になっていると言うつもりはない。
建て主の話を良く聞き、現地に足を運び敷地環境を見て
計画しては、打合せをし、計画を直し、また打合せをし、
監督や大工、電気屋、水道屋、建具屋、板金屋、左官屋、ペンキ屋、内装屋と
打合せをし、そしてまた建て主と一緒に考え決定して行く。
一緒に考えることと、建て主に責任を一方的に押し付けることとは違う。
一緒に考えた結果「あー、やっぱり違うかも」と言うことだってある。
そしたら、その時点、その環境でできる精一杯のことをして
リカバリーするだけだ。
こうやって書くと、全て書いた通りに精一杯出来ているかのごとく
思われるかもしれませんが、まだまだ出来ていないことばかりです。
ただ、その時の自分が出来る限りのことをしようと思って
やっていることは、間違いありません。
この「出来る限りのこと」が増えていくと、もっともっと良くなるんでしょうね。
「出来る限りのこと」を増やすべく、毎日頑張ることこそが仕事だと思います。
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