印旛の家

-終の棲家 緑の中に建つ平屋-

御母屋を受け継ぎつつ、自分たちの暮らしをつくりたい

 

築年数不詳、おそらく江戸後期に建てられたと思われる御母屋の建替えです。

ご夫婦お2人のための住宅は、広くて緑豊かな敷地に生えるような平屋となりました。
東側に、手入れをされなくなって久しい日本庭園があり、その庭はご主人の思い出の中で愛おしい存在となって残っていて
「新しい家からその庭を眺めたい」という強いご要望がありました。
建て替えが済んだら庭の手入れをしていきたいと仰っていました。

「本が好きなので、大きな本棚を」
ということで、御母屋で使われていた大きな松丸太の梁を板状に挽いて、その材料で本棚をつくりました。

多趣味な奥さまは、お琴やお茶をされるので、そのための和室を希望されました。
その和室は来客時の客間として、皆で鍋をするときなどにも使いたいということから、床下に収納できる堀炬燵も用意しています。
この和室の床柱には御母屋の屋根を支えていた煤竹を利用しています。
また床の間の地板には御母屋の縁側で使われていた欅の板を再利用しています。

来客が多くなるということで、「浴室は大きめのサイズにしてほしい」というご要望と共に、
「お風呂から上がって涼む場所が欲しい」ということで、板で囲ったスペースを浴室に付属させています。ここは透明の屋根がかかっているので、普段は物干し場としても利用されています。

音楽がお好きなご夫婦。リビングにはグランドピアノが置かれ、奥さまの演奏を楽しんでいます。

この他に寝室と、それに付属するウォークインクローゼット、予備室があります。

「暖かさは文化」と仰っていた寒がりのご主人のために、主暖房をペレットストーブにしました。
燃料は同じ千葉県の山武市でとれる “ さんむすぎ ” からできたペレットを利用しています。
また真南に向けて建てた平屋は、深い軒が日射をコントロールしています。

SNSを通じて目にする建て主さんご夫婦の暮らしは、国内外を問わず来客者が多く、
とても楽しそうで “ 家を使い倒してくれる ” 様子に、豊かな暮らしを感じています。

 
 

設計監理

野口修アーキテクツアトリエ

施  工

有限会社田中兄弟工務所

木造平屋建 延べ面積110.48㎡(33.53坪)

 

 
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